NY de Volunteerの手帖

New Yorkをベースに活動するNPO法人 NY de Volunteerの活動の様子を伝えるブログです

お金の流れは組織の流れー会計から団体の成長を支える=会計チーム・インタビュー

NY de Volunteerには、現在13名のスタッフがいます。その全員がボランティアで、毎週火曜日にミーティングを行なっています。

あれ?毎週会議をするほどイベントやプログラムをやってたっけ?と思われる方がいるかもしれません。

スタッフたちは、イベント等の企画・運営も行いますが、それだけではありません。

“団体自体の運営”もスタッフの仕事。いくつかのチームに分かれて、それぞれの分野を専門として運営に携わっています。

 

各チームがどんな仕事をしているか、それぞれのスタッフが感じていることなども交えてお伝えしていきます。 

第一回目は、会計チームを紹介します。

 

高橋久美子、土井純子、小松真奈美、松永あきこの4人がチームメンバー。

このチームを一言で表すと、とてもパワフルでチームワークがいい!インタビューを読んでいただくと、それが実感できると思います!今回は、高橋、土井、小松から話を聞きました。

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パワフルな会計チーム(左上:土井、右上:高橋、下:小松)

 

ー簡単な自己紹介をお願いします。

高橋「スタッフになって2年半経ちました!団体の総務的な仕事をこなすSecretaryチームと兼任です」

土井「スタッフ歴1年です。会計の経験はないし、新しいことばかりですが、ワクワクしながら学んでいます♫」

小松「帰国の時期が決まっていたので、数ヶ月間限定でスタッフとして参加しました。銀行での勤務経験を生かして、会計の仕事をがんばりました✊」 

 

ー それでは、会計チームについて、話を聞いていきましょう。このチームは、どんなことを行っていますか?

(小松)運営に必要な会計業務を行ない、組織のお金を適切に管理し、各チームのスタッフたちと相談しながら、順調な運営を継続できるよう予算を組みます。

(土井)スタッフの入れ替わりがあるので、次の人たちにもスムーズに引き継げるように、わかりやすい会計の管理作業を心がけています。ただ、経費の仕分け作業にはある程度簿記の知識が必要で、会計及び会計ソフトの仕組みや操作法を只今勉強中です。

(高橋)今後は勉強会などにも参加して実践的な知識を得たいと考えています。

 

ーチームの目標を教えてください。

 正確で分かりやすい管理ですね。そして、寄付をいただいて運営しているので、貴重な資金を無駄にせず有効に使えるように、スタッフに呼びかけたり、節約できる項目はないかチェックしたりと、経費節減に努めています。

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日本文化紹介プログラムにて(土井)周囲を巻き込むパワフルさと前向きさがすごい!彼女の周りはいつも笑いが絶えません。団体のビタミン的存在です❤︎

 

ーやりがいはどんなところですか?

各チームからが取り組んでいることやプログラムに対して、予算面で携わることで組織と団体の全体像が見えるようになりました。会計知識についても学ぶことが多いです。

 

ーチームのみなさんの様子を簡単に教えてください。

 

(土井)アメリカの国税局に提出する書類の期限が迫っていたので、ここ最近は毎日のように電話でやり取りして奮闘していました。昨年度の会計報告が出来上がったので達成感いっぱいです。

(高橋)まなみさんの知識と敏腕力、じゅんこさんのポジティブでスポンジのような理解力に圧倒されつつ必死についていこうと頑張っています」

(小松)少しでも疑問があれば、すぐに言える雰囲気が非常に好きです。疑問点について議論することは、深い理解も繋がりますので、良い勉強になりますね。

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ファンドレイジングパーティにて(高橋)優しくて面白い高橋は、クラフト(料理も!)の才能がすごいんです!ブログトップ写真のNYdVハンコは高橋の自作です。

 

毎日電話というと大変そうですが、皆さん楽しそう。和気あいあいと仕事を進めているのを感じます。個人的にここが大変!という部分はありますか?

(土井)簿記の知識以外にも会計ソフトやPC技術など自分にとっては新しく覚えなければいけないことが多く、ものすごく頭を使います💦

(高橋)数十年前の会計経験は一体なんだったんだろうか?とにかく理解を深め、実務をこなせるように頑張ります。

(小松)会計ソフトの使い方や、非営利団体特有の簿記の知識など、勉強することが沢山あります。

 

ーでは逆に、このチームのやりがいを教えてください。

土井「新しい知識や技術を学べることは大変な一方で、とても刺激になり楽しいです❤ さらに決算書の読み方など学びたいことがたくさん出てきました!」

高橋「本当ですね、大変ですがチャレンジできる事が楽しいですね。不明点がクリアになった時はパズルが完成したような気分で爽快です」

小松「お金の流れが掴めて、全体像が把握できた時は達成感があります。また、他部署にはない収支の観点から提案できる点は、会計の面白みだと思います」

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日本文化紹介プログラムにて(小松)優しい笑顔と、たまに出てくる福岡弁に癒されるスタッフ多数。一方で会議での鋭い質問、正確な仕事ぶりから、みんなに頼りにされています。

 

ー会計チームの魅力を最後に一言、お願いします!

土井「組織全体を見れる、難しいけど面白い部署です。会計知識も身に付き、この経験が将来役に立つかも?☆彡」

小松「お金の流れを把握すると、組織全体を把握できます。経理処理だけが会計の仕事ではありません。”団体が成長するための戦略”まで踏み込むこともできます。やり込めば非常に勉強になる仕事です!!」

 

ーありがとうございました! 

以上が会計チームの紹介です。パワフルな彼女たちの活躍に今後も期待です。

(編集:広報チーム)

 

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