NY de Volunteerの手帖

New Yorkをベースに活動するNPO法人 NY de Volunteerの活動の様子を伝えるブログです

【活動報告】新企画 Language Exchange Programを開催しました!

こんにちは!NY de Volunteer スタッフのひろみです。

ニューヨークにも春が来て、外に出るのが心地よい季節がやってきましたね。去年は残念ながら楽しむことができなかったお花見も、今年は楽しめた方も多かったのではないでしょうか。ワクチン接種も対象者が全成人へと拡大し、少し安心できる状況になってきましたね。街が早く以前のように戻ることを願っております。

さて、NY de Volunteerでは、2月~3月の1か月間、「Language Exchange Program」という、日本語・英語学習者のための相互言語学習の場を提供する無料のオンラインプログラムを開催しました。今回初めての実施となりましたが、参加者からは大好評のうちに終了することができました!次回開催も期待されているこのプログラムをご紹介いたします。

 

新企画「Language Exchange Program」の開催経緯

コロナ禍でNY de Volunteerも例外なく屋外でのボランティア活動が制限され、本来の活動が出来ずにいました。ですが、このような状況下でも、何とか活動を続け、貢献したい!という思いに加え、過去のNY de Volunteerプログラム参加者から企画要望の声をいただいたことも後押しとなり、スタッフ一同で企画会議をしました。その中で、日本語や日本文化に興味のある人たちに交流の場を提供してみたいという新企画が持ち上がり、お互いのカルチャーや習慣などをテーマに会話することで、言語だけでなく異文化理解を深めるきっかけに繋がってほしいというNY de Volunteerマインドも込めて、新プログラム「Language Exchange Program」を作ることになりました。

 

新企画をゼロから作ろう!

「Language Exchange Program」企画メンバーは、ともか、ようこ、ひろみ、フェルナンドの4名。3人日本人メンバーは、NY de VolunteerのスタッフにJoinしたばかりの新メンバー!企画メンバー全員、すぐに意気投合しました。企画会議は、新企画の目的やゴールの設定、具体的な実施方法(期間はどうするか、どのように参加者同士を繋ぐのか、団体としてどんなサポートを行うのか等)を検討するところからスタート。毎週の企画会議中、メンバー全員から「参加者にとって実りあるプログラムにしたい」、「NY de Volunteerならではのプログラムを提供したい」という思いが溢れていていました。(写真はオンラインで企画会議中の様子です。)

 

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LEP Meeting

(左上から:ひろみ、ようこ、左下:ともか)

 

打ち合わせを重ねた結果、日本語/英語話者の参加者が1on1でセッションが行えるように参加者同士でペアを設定し、1か月のプログラム期間中、毎週1時間程度の1on1セッションをパートナーと行っていただくことにしました。また、初対面のペアが話しやすいように、セッションのトピック(NY de Volunteerらしく、ボランティア経験に関することや異文化交流に関すること)も用意しました。

 

いよいよプログラム開始!

オリエンテーション

2月19日にオリエンテーションをZoom上で開催しました!本プログラムは、全日程オンライン開催だったため、参加者はニューヨークからサウスカロライナ、ハワイ、そして日本と様々な地域からご参加いただきました。計26名の参加者にご参加いただき、13組のペアがブレイクアウトルームに分かれて、1 on 1で自己紹介をしていただきました。

 

<1か月の1on1 セッション開始>

オリエンテーションが終わると、いよいよペアごとの1on 1 セッション開始!

毎回セッションが終わった後、どんなことを話したのかをレポートで提出していただきました。内容は、食文化や言語の文法の話、受験対策の相談までと様々で、書いていただいた感想を見ていると、参加者の皆さんが楽しんでいただけていることが伝わってきて本当に嬉しかったです。企画メンバーは、毎週セッションレポートを見るのが楽しみになっていました!

 

<クロージングセッション>

オリエンテーションから1か月後の3月19日にクロージングセッションをZoom上で開催しました。クロージングセッションでは、セッションレポートをベースに、参加者の皆さんが1on 1 セッションでどんなトピックを話していたのかを共有しました。その後は、ブレイクアウトルームでグループに分かれていただき、パートナーの方とは、別の参加者の方々とも交流を持っていただきました。長いようで短かった1か月。参加者の皆さん、本当にお疲れさまでした!

セッションの最後に、NY de Volunteerの目玉プログラム「Explore Japanese Culture Program」をご紹介しました。以前、このプログラムに参加経験があるボランティアさんに当時の経験をプレゼンテーションしていただきました。実際の体験談をお話いただくことで、NY de Volunteerでボランティアをする醍醐味がよく伝わったのではないかと思います。

 

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参加者の皆さん(クロージングセッションにて)

 

参加者から大好評!フィードバックからは有益なヒントがたくさん!

参加者からのアンケートを見てみると、プログラムを楽しめた、そして目標を達成できた方と回答された方は100%!プログラムの満足度の高さにスタッフも驚きました。そして、次回も参加希望の方がほとんどでした。中にはプログラム後もパートナーの方とプライベートでLanguage Exchangeを続けていきます!という嬉しい声も。また、他のLanguage Exchangeサービスはグループセッションになるケースが多いようですが、1 on 1セッションでたくさん話すことが出来たことも好評でした。

プログラム内容向上のための具体的なアドバイスもたくさんいただけましたので、次回以降に反映していきたいと思います。乞うご期待ください!

 

活動を終えて(スタッフより)

新企画のプログラムが大好評に終わって、企画メンバーはとても達成感を感じていますし、何よりもホッとしています。大変嬉しかったのは、プログラム終了後のフィードバックアンケートに「NY de Volunteerのボランティア活動やプログラムの企画に興味がある」と回答してくださった参加者の方が多かったことです。これから私達と一緒に活動できる方がいるかもしれないと思うと、今からワクワクしています!

 

そして、参加者からこのようなメッセージをいただきました。

 

「この厳しい状況下でも、素晴らしいボランティアをストップする事なく、更にパワフルに活動されてる姿とても励みになり、日本人として誇らしく思います。まだまだ大変な時期が続きそうですが、皆様もお身体に気を付けてお過ごし下さい。日本から活動を応援しております!」(日本人参加者の方より)

 

このような温かい言葉が我々の励みになります。ボランティア活動をしていると、企画側もプログラム参加者の方も温かい方にたくさん出会うことが出来ます。ボランティア活動冥利に尽きます。引き続き、活動を続けていきたいと思います。

 

 

 

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イベント名:Language Exchange Program

場所:オンライン(Zoom)

対象:日本語を学ぶ大学生:13名、英語を学ぶNYdVボランティアの皆さん:13名

参加運営スタッフ:4名(ともか、ひろみ、ようこ、フェルナンド)

日時:2021/2/19~3/19

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